ブックメーカーとは、様々なベットを受け付けているギャンブル施設のことです。ブックメーカーは、ある事象が特定の結果になる確率を評価し、起こりうる結果ごとにオッズ(賭けに勝利した場合にベット額が何倍になって戻ってくるかを示した数値)を設定します。
ほとんどのブックメーカーは、スポーツイベントに賭けることを主な目的としています。サッカー、テニス、バスケットボール、ホッケーなど人気のスポーツはもちろん、ゴルフ、ダーツ、クリケットなど、よりマイナーなスポーツも賭けの対象になっています。スポーツだけにとどまらず、政治や文化の世界など、重要なイベントの結果を予想するブックメーカーもあります。
TedBetカジノでも、メジャーなものからマイナーなものまで幅広いスポーツにベットができるブックメーカーサービスを提供しています。そこでこの記事では、TedBetでスポーツベットの始め方、「これを知っておいたらスムーズにスポーツベットで遊ぶことができる!」という基本的な情報についてまとめました。スポーツベット初心者の方は、実際にプレイを始める前にぜひ一度目を通してみてくださいね。それでは本編のスタートです。
スポーツベットにはどんなものがあるの?
ブックメーカーで勝利するには、数ある選択肢の中からいずれかにベットすることが必要です。そしてそのッとした結果が的中した時に勝利とみなされ、報酬を受け取ることができるようになります。
ブックメーカーはベット可能な様々なイベント情報を提供し、ベットできる環境を提供します。例えば、サッカーの試合では、どちらのチームが勝つかにベットするベット、試合の総得点数または一方のチームの得点数にベットするトータルベット、得失点差にベットするハンディキャップベットなどが可能です。バスケットボール、テニス、ホッケーなどでも同様の掛け方が可能です。
さらに、ブックメーカーでは、試合開始前(プレマッチ)または試合中(ライブ)に、特定のイベントにベットすることができます。ライブベッティングの場合、試合の経過、その時点の結果、試合終了までの残り時間によってオッズがかなり流動的に変化するため、判断のスピードが重要です。
イベントの全結果とそれに対応するオッズの総称を「ライン」と呼びます。ですから、試合前に可能なすべてのベットは、ブックメーカーのウェブサイトの「ライン」セクションで調べておく価値があるといえるでしょう。
ブックメーカーのオッズって何?
ブックメーカーでは、ライン内の特定の結果にオッズを割り当てており、これにより勝利した時の獲得できる大体の金額が決定されます。
賭けに勝った場合にプレイヤーがブックメーカーから受け取るペイアウトの額は、ベット額とオッズを掛ければ計算できます。
ペイアウト額と勝利額は同じものではないことに注意が必要です。勝利額をはっきりさせるには、ペイアウト額からベット額を差し引く必要があります。そうすれば、ベットで獲得した純益がわかります。
例えば、ボルシア・ドルトムントとシャルケの試合で、1.65 – 4.44 – 5.55 (左からボルシアの勝利、引き分け、シャルケの勝利) というオッズが提示されているとします。ボルシア・ドルトムントの勝利に100ドル賭けて見事的中したとすると、純利益は65ドル(100ドル×1.65-100ドル=65ドル)になります。
ブックメーカーのオッズは、プレイヤーに支払われる勝利金の額の指標になるだけでなく、その結果になる確率を表しています。割り当てられたオッズが低いほど、ブックメーカーはその結果の確率は高いと判断していることがわかります。つまり、上記のボルシア・ドルトムント対シャルケの例では、オッズが低いボルシア・ドルトメントが勝つ可能性が高いことがわかります。とはいえオッズはブックメーカーの推定値であり、必ずしも現実と一致しない可能性もあるということは頭に入れておくようにしましょう。また、ブックメーカーのオッズは、ブックメーカーのオフィスがある国によって異なるフォーマットで記録されることがありますので、そちらにも注意が必要です。
ブックメーカーのボーナスについて
オンラインでサービスを提供しているブックメーカー(オンラインブックメーカー)が、さまざまなボーナスキャンペーンで顧客にサービスすることは珍しいことではありません。多くの場合、初回入金時のボーナス(ウェルカムボーナス)やフリーベット用のボーナスなどのサービスが用意されています。
注意点として、ブックメーカーからボーナスを受け取る前には、必ずプロモーションの条件をよく読んで理解してから自分の判断で受け取るようにしましょう。
多くの場合、キャッシュボーナスを「手にいれる」ことができるのは、一定額のベットを行った後です。一体ボーナスとは、どのような仕組みになっているのでしょうか?
例えば、10ドル以上の入金に対して、ブックメーカーはプレイヤーに入金額の100%を保証しているとすると、ボーナスとして10ドル多い20ドルを口座に入金してくれるということになります。ただし、プロモーションの条件として、このボーナスを、例えば入金額の5倍以上の合計額をベットすることなどを要求されることがあります。つまり、ボーナスで獲得した資金を引き出すためには、少なくとも50ドルをベットしなければなりません。
フリーベット・ボーナスの場合、ブックメーカーはプレイヤーのアカウントに一定額の「仮想資金」を入金します。このフリーベット・ボーナスについては、ベットに使うしか使用手段はありません。フリーベット・ボーナスには、独自の条件が設定されている場合がありますので、こちらもかならず利用する際のルールを必ずよく読んで把握するようにしておきましょう。フリーベットを使ってプレーヤーが勝利した場合、プレイヤーはベットによる純益のみを受け取ることができ、フリーベット・ボーナス分はリアルマネーに換金することはできません。基本的には、獲得した利益は通常すぐに出金可能ですが、賭け条件があり、一定額以上ベットしなければならない場合もありますので注意が必要です。
ブックメーカーはどうやって稼いでいるの?
もちろん、ブックメーカーの利益の大部分は、プレイヤーの損失によってもたらされているのは事実です。ただし、彼らの保証されている収益(要するに、確実に挙げられる収益)はオッズに組み込まれています。
それぞれの事象の確率を推定し、その事象にオッズをつける時、ブックメーカーはそのオッズにマージンをかけたいわゆる「過小評価」をオッズとして設定しています。ですのでこのマージンは、イベントの結果に関係なく得られる保証された利益であるということができるのです。
例えば試合で、両チームとも実力が拮抗していて勝率が50/50の場合、客観的に考えてオッズは2.0となるはずですが、ブックメーカーのベッティングラインではそのようオッズはありません。オッズには固有のマージンがあるため、オッズは常に2.0以下となります。
そのポイントを説明するために、一つの例として、テニスのデルポトロ対錦織の試合を見てみることにします。
ブックメーカーは両プレイヤーが勝った時のオッズを1.87 – 1.87と提示しており、このように両者の勝率は等しく評価されています(50/50です)。マージンを考慮に入れなければオッズは2.0 – 2.0となるはずであり、100ドルベットして見事的中した場合の純収益は100ドルとなります。しかし、マージンが含まれている場合、100ドルではプレーヤーは87ドル(100ドル×1.87-100ドル)の利益を上げ、ブックメーカーは残りの13ドル(100ドル-87ドル)を自身の利益として取ることになります。これがブックメーカーのマージンであり、利益を保証するものということです。ご理解いただけたでしょうか。
オンラインブックメーカーとオフラインブックメーカーの違いについて
ブックメーカーは、実際にベットを受け入れる場所が土地として存在するベッティングショップ(LBP)だけでなく、オンライン(オンラインブックメーカー)でも運営されています。
ベッティングオフィスは現金主義で、賞金はカウンターで現金払いで支払われる。また、店舗をクラブと呼び、ベットをするだけでなく、スポーツの生中継を見ながらくつろげるように工夫している企業もありますので、それぞれに個性があって非常に面白いですよ。
ブックメーカーは、ベッティング・ショップを訪れる人に快適さを提供しようとしていますが、それに対してインターネット上でベットを受け付けるオンライン・ブックメーカーの人気も、年々高まっています。
トラブルの際にはどこに相談すればいい?
すべてのブックメーカーのオフィスは、質問や会社のサービスに納得ができない場合に抗議できるカスタマーサービスを有しているはずです。もし何かトラブルが起こってしまった場合は、まずはブックメーカーのサイトから、カスタマーサポートのページを探してみてください。どのサイトでもきっとあなたの助けになってくれるサポートがありますよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は「ブックメーカーやスポーツベットに興味があるけれど、よく知らない」という方向けの記事でしたが、もし少しでも参考になれば幸いです。このページを熟読していただければ、きっと自信を持ってスポーツベットへの初めの第一歩を踏み出していただくことができると思います。さあ、あなたもどうぞ素敵なスポーツベットライフをお過ごしください!